夢だけ見せられ“潰される”美容師を減らしたい

こんにちは、なおとです。
プロフィールを見ていただき、ありがとうございます。

このプロフィールは

✔ たった6ヶ月で新規指名が60% Over
✔ 同期どころか先輩よりも指名率を爆上げできる
✔ お客さんに感謝されつつ、楽しみながら美容師を続けられる
✔ 流行りに流されず、全国どこでも売上を上げて稼げてしまう



美容学生時代落ちこぼれが
なぜこのような状態になったのか
ということや

そもそも

✔ いやいや、オンラインでできるわけw
✔ どうせキレイごとでしょ
✔ 結局技術だし店長にならないと稼げないでしょ

って昔の僕のように思っている人が
どれだけ甘いか
どれだけもったいないことをしているか
ということが最後まで読むと、
わかるようになってます。

初めてディズニーランドに入場したレベルの感動を
味わってもらうかの如く書き上げました。

ぜひ最後まで読んでみてください。


さっそくですが
20代の頃の私は
言われたとおりに接客をこなすだけの
そこいらによくいる無名美容室の

「技術屋さんA」でした。

なぜ技術屋Aが、
有名ではないのに指名で予約を埋められるようになったのか。
その理由も含めて

私の学生時代からお話させていただきます。

学生時代、親に美容室代拒否られる

地元の友達では有名ですが、小学生まで僕は問答無用で自宅バリカン。
たまに理容室でスポーツ刈りをする程度でほぼ坊主でした。
その後中学生になり、塾での友達が吉祥寺に髪を切りに行ったんですよね。

それが
かっこよくって、かっこよくって。

家に帰るなり


「俺も吉祥寺行きたい!」


と母親に言うと



「いいよ、いくら?」




「・・・6000円」




「は?」




「たっか!ダメに決まってんじゃん」









「え・・・」







中学の僕はここで一度オシャレはあきらめてます。
あぁ、東京でも市だとオシャレになれないのかって。


地元の理容室には行ったものの
森田剛にしてほしくて切り抜き持ってったら
超絶短いソフトモヒカンにされて


・・・・・・。

どこが森田剛だよ!




いつ前髪上げたんだよ!!



ってなったのは今も覚えてます。
オーダーと違うと、子どもながらに結構ショックなんですよね。


高校生、美容に目覚める

進学ギリギリまで実は専門行く気なかったんですよね。

でも

自分が髪を切れるようになったら
もっとオシャレなひとを増やせるんじゃないかとか、
当時自分がなれなかったことを急に思い出して
美容学校に入学します。

専門での人生初めての挫折

凝り性で、それなりには器用だったんですよ。
でもやっぱ全国からくる器用のバケモンには全然敵わない。


根性無しの18歳は
夏休み明け1か月も学校に行けませんでした。


夏休み中は自分だけ追試。
休みは1週間しかなかったです。


担任にマジで嫌がられてました。
僕だけですからね、来てるの。


久しぶりでも学校行ったら
意外と皆普通に接してくれて
下手なままでなんとなく通ってたんですが


2年生になった時にヤ〇ザみたいなおっかない先生に呼び出し食らって


「お前・・・・・落ちるよ」


実質、クビ宣告。
汗が止まんないんですよ。



でも諦めたくなかったからめっちゃ大声で
「受かりたいです!」
って声枯れるまで伝えました。



その日にマンツーマンの鬼連習してくれて
次の日には1番上手くならせてもらいました。

でも

美容師の方はわかると思いますが
なってから地獄を知るんですよね・・・

美容業界の地獄

えっと
1年やって1回美容師辞めてます。


カットまでは順調にいったんですが
先輩が稼いで無さ過ぎて


嘘だろ?って


当時デビューしても20万貰えないですからね。


辞めては、探しを繰り返して
社員では5店舗めでスタイリストになってます。

でも

まあ稼げないんですよ。


というか指名に繋がらない。



しゃべってもしゃべってもリピートしない。
27歳になると
周りがバンバン辞めるんですよ、上手いのに。



こいつで無理なら、俺なんか・・・。




なんでこうなったんだろう。





美容師って職は、なったらダメだったんだ。





6ヶ月くらい引きこもりになった時期もありましたね。
毎日ハサミを眺めては美容師になった自分に後悔していました。



なってから気付く美容室の実態

アシスタントには技術しか教えない。
スタイリストになったら放置。


どこの美容室でもそうだと思います。
売れてる人たちを


「いい時代に生まれたからね」


ってひがんだ時期もありました。


そりゃ気付けないですよ、教えてくれないから。
今でも技術先行の店は少なくないです。
売りこみの仕方って教えてくれない。


男性脳、女性脳との出会い

本読んだ方がいいですよ、動画でもいい。

洗脳って怖いもんで
美容師って先輩の言うこと絶対だから
気付いたら情報仕入れなくなる。

よそで仕入れても使わせてくれないからね。
僕はやるだけやって美容師辞めるつもりでいました、、、

とあるセミナーと女性脳を知るまでは。



下北沢のとあるオーナーさんが、技術じゃなく
カウンセリングセミナーってのをやっていたんです。


10年くらい前だから
なんだそりゃ、って感じで
ほとんど席も空いてたんですが。


「私の店では今日どうしますか?を禁止してます」



って言われて何それ?おもしろってなったの覚えてます。


それで女性脳っていうものがあるんだ、

へー解決すると脳が拒絶するのね、とか
共感してあげると嬉しいんだー、とか

勉強しだして
勝手にお客さんに試してみました。

そうしたら
お客さんがバンバン悩みを聞いてくる。

ここ、はねるんだけど。
前髪スタイリング出来ないんだけどって。


それをやってからは急に予約表も埋まり始めてきたんですよね。
売上も75~78万から一気に130万超えてた。



少しだけ相づちを変えるだけでも質問責めされるようになる。
不思議じゃないですか?
世の中の美容師って髪の話をお客さんがしてくれないって嘆いてる。
でも、自分だけはお客さんから髪の質問が鳴り止まない。

それってめちゃくちゃ楽なんですよね。


お客さんが疑問をくれるからそこを深掘りして次までに勉強を足す。

疑問だけ勉強するって効率いいんですよ。
信用もされて答えもくれる。

なにより、お客さんと一緒に歳を重ねていけるって素晴らしいことなんですよ。
指名され、寄り添える美容師の特権。

悩みに応えることで
美容師はみるみる上手くなります。

“選ばれる喜び”を教えていきたい

売上が1位になってもやらされてるってしんどくて正直楽しくなかったんですよね。
それまで10年美容師をやってきて本当にしんどかった。






何度も思った。







辞めたい、







辞めたいって。







でも夢は諦めたくないし、お客さんどうするんだろって思った。
辞めないでっていわれるし。

正直、しんどかったですけどね。

最近気付いたんですよ。
美容業界って根深いじゃないですか。
売上至上主義の割には薄給だし、休みなんてろくにない。

それに気付いた「まともな」人たちから辞めていくって。
残った10%は根性論を疑わないから



“異常であること”



に気付かない。

だから
潰されてない自分がやるしかないんだなって。
10年後、20年後になにも変えられないかもしれない。


でも、美容師って仕事を楽しめって言ってくれたひとりの先輩に


「お前みたいなバケモンが世を変えるんだよ」


って直接、変人認定してもらえて
ひとりでもやっていいんだなって思えたんです。


潰される美容師を減らして、雇用とか労基とか間違ってるよって
多くの人に美容業界おかしいよって知ってもらえれば
絶対変わるはずなんです。


落ちこぼれで本来美容師とっくに辞めてるはずの僕が
先輩の当たり前に違和感を感じて
当時よくわかんないセミナーに行って、独自のエッセンスを加えて
自分の店を出して本当に選ばれて、初めて


「必要とされるって楽しいな」



って思えたんです。
美容師が接客から逃げてしまうと


✔ 森田剛の切り抜きを持ってった少年の気持ちはズタズタにしてしまう
✔ 技術屋さんでは生き残れない
✔ 本当に必要なことは店では教えてくれないで辞めていく



終電まで練習してデビューしても20万しか貰えない美容師を減らしたい。
ゴールがないまま、努力値のせいにされて精神が病んでいく。


これを色んな人にお伝えするために
新規のお客さんであらゆるテストをして
改良に改良を重ねました。



不思議なんですが、売り上げられない美容師ほど
技術、技術に走ることに気付いたんです。


20代後半、30歳になって


「他の仕事出来ないけど、どうすればいいの?」


っていう状態。
だから、女性美容師って夜職多いんです。
でも、そうすると練習できなくなって美容師辞めちゃう。

それは辛いなって。


18歳で周りが大学行く中、せっかく職決めたのに
辛いまんま辞めるなんてしんどすぎる。

今の時代SNSがあるからどうにかなるだろって美容師多いけど
実は新規再来が壊滅的だったり、リピート率めちゃめちゃ低かったり
蓋を開けるとヤバいと危惧されています。

実際離職も減ってないし、現状は自力付けて売れるしかないんですよね。

接客って一生使える本当の技術じゃないですか?
全国どこでも使えるし、何歳になっても使える。

究極、転職しても一生使えます。

普通になんとなく美容師やってたら無理です。

ただし、
それは正しい情報を
誠実に発信しているひとに
ついていった場合に限ります。

世の美容師はなんでもっとお客さんと髪の対話しないんだろ
って思います。


美容師は給料貰えないからって諦めてません?
新規客をリピートバンバン出来たら世界変わりますよ。


✔ 独立することが出来る
✔ お客さん連れて待遇良い店に移ることが出来る
✔ 労働条件を改善するように強気の交渉が出来る



環境を諦めてそのまま働き続けてしまう美容師が多いです。



搾取すればするだけ社長は儲かります。

売れた後の“いいことだけ”見せて使いたおして
優秀な人材がボロボロにされていくのが
正直めちゃくちゃ悔しいです。

でも



そんな理不尽と戦うのは「武器」が必要です。




単価だ!




商品だ!!




プラスメニューだ!!!






ではなくて
あなたが本当に選ばれる美容師になるには

お客さんの深層心理を引き出す
武器を手に入れるしかないのです。


それは会話における正しい知識。



ノリや、ジャンルの分類ではなく
プロとしての正しい知識があるかどうか。




練習は死ぬほどやって技術はあるのに
搾取される技術屋さんを減らすために
「知識」ある強い美容師を増やしたいです。


いずれは
専門学生時代からカウンセリングを授業に取り入れ
アシスタント自体を無くそうと本気で思っています。


長々と読んでいただきありがとうございました。


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